【2026】営業代行会社比較10選|目的別の選び方や費用相場も解説
|2025-11-11公開|2026-07-27更新
営業代行の比較検討を始めると、テレアポ特化から一気通貫支援まで各社の違いが分かりにくく、候補を絞り込めないまま資料請求だけが増えがちです。本記事は、新規開拓の停滞や営業人材の不足を営業代行で解決したい企業の担当者に向けて、厳選した10社を「どんな企業に向いているか」の軸で比較します。目的別のおすすめと比較表、4つの料金体系の相場、発注前に確認したいポイントまで、この記事だけで候補を2〜3社に絞り込める状態を目指します。
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営業代行会社おすすめ10社比較表
実績と対応領域に定評のある営業代行会社10社を厳選し、「向いている企業」「対応領域」「料金形態」の軸で比較できるようにまとめました。まずは目的別の結論と比較表で、自社の課題に合う候補を2〜3社に絞り込んでください。
目的別おすすめ営業代行会社5選
- BtoB営業全体をまとめて任せたい:セイヤク(2,800社超の取引実績、インサイドセールスからカスタマーサクセスまで一気通貫)
- 成果報酬でアポ数を増やしたい:アイランド・ブレイン(完全成果報酬型、リスト作成は無制限無料)
- SaaS・Web商材に強い会社に頼みたい:SALES PARTNERS(SaaS・Webサービス特化、戦略立案から支援)
- 将来的に営業を内製化したい:SALES GUILD(伴走型で自走できる営業体制の構築まで支援)
- インサイドセールスからAI活用まで任せたい:SORAプロジェクト(5,700社超の支援実績)
なお、掲載順はランキングではありません。営業代行は「どの会社が優れているか」ではなく「自社の課題・商材に合うか」で選ぶものです。
また費用相場の目安は、固定報酬型で月額50万〜100万円/人、成果報酬型でアポイント1件2万〜5万円程度。詳しくは料金体系の章で解説します。
営業代行会社の選び方は、こちら
営業代行会社10社比較表
| 会社名(サービス名) | 向いている企業 | 対応領域 | 料金形態 | 実績・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| セイヤク | BtoB営業全体を任せたい | IS/テレアポ/CS/営業研修 | 固定報酬型 | 取引2,800社超 |
| アイランド・ブレイン | 成果報酬でアポ数を増やしたい | テレアポ(初期アプローチ特化) | 完全成果報酬型 | 55業種・4,500社以上 |
| ambient | テレアポを強化したい | テレアポ代行 | コール課金型 | 年間契約300社以上・独自リスト |
| SALES PARTNERS | SaaS・Web商材に特化したい | 戦略立案/IS/FS/CS | 固定報酬型 | 支援の約90%がSaaS・Web領域 |
| アポハンター | アウトバウンドを成果報酬で試したい | テレアポ/リスト作成/スクリプト設計 | 成果報酬型 | 1,800社超の営業支援実績 |
| Global Stage | 新規事業の立ち上げを支援してほしい | 新規開拓/顧客育成/アウトバウンドコール | 要問い合わせ | セールス主導の事業立ち上げ支援 |
| SALES GUILD | 内製化・自走型の営業体制を作りたい | 営業立ち上げ/仕組み化/採用支援 | 要問い合わせ | 伴走型・内製化ゴール設計 |
| TORUDE | アプローチ設計から一気通貫で任せたい | 設計/リスト構築/オンライン商談 | 要問い合わせ | アポ率・商談化率重視、内製化支援 |
| SORAプロジェクト | ISからAI活用まで任せたい | IS/テレアポ/D2C特化/AI活用 | 要問い合わせ | 支援実績5,700社超 |
| ネオキャリア | スピーディに幅広く導入したい | テレアポ/IS/クロージング | 要問い合わせ | 取引3,500社以上・最短15営業日で稼働 |
※IS=インサイドセールス、FS=フィールドセールス、CS=カスタマーサクセス
※料金・実績は各社公式サイトの公開情報に基づく2026年7月時点の目安です。最新情報は各社にお問い合わせください。
【2026年最新版】営業代行会社比較10選
比較表で気になった会社から読み進めてください。各社の見出しは「どんな企業に向いているか」で揃えています。
1. セイヤク|BtoB営業全体を任せたい企業向け
セイヤクは、人材サービス大手の株式会社ウィルオブ・ワークが提供するBtoB特化の営業代行です。2,800社を超える取引実績をもとに、インサイドセールス・テレアポ・フィールドセールス・カスタマーサクセス代行から営業研修までワンストップで依頼できます。
営業課題に合わせて専門チームを構築するスタイルと、人材業界大手ならではの人材活用メソッドが強みです。アポ獲得単体ではなく、商談化や営業プロセス全体の改善までまとめて任せたい企業に向いています。
2. アイランド・ブレイン|成果報酬でアポ数を増やしたい企業向け
アイランド・ブレインは、東京・大阪・名古屋に拠点を置く完全成果報酬型の営業代行会社です。アポイント獲得1件単位で費用が発生する料金体系に加え、リスト作成は無制限無料のため、初期費用を抑えて商談数を増やしたい企業と相性が良いサービスです。
55業種・4,500社以上の支援実績があり、業種を問わず新規開拓の初期アプローチを任せられます。まず小さく試してから拡大したい企業の入り口としても選びやすい1社です。
参考:https://www.islandbrain.co.jp/
3. ambient|テレアポを強化したい企業向け
ambientは、BtoB向けテレアポ代行に特化した会社です。決裁者とつながりのある企業や広告予算が判明している企業など、他社にはない独自リストを活用したアプローチが特徴で、短期間でアポイント数を確保したい場面に向いています。
初めて営業代行を利用する企業でも依頼しやすい体制を整えており、年間300社以上の契約実績があります。コール課金型でコストを管理しながら架電量を担保できます。
4. SALES PARTNERS|SaaS・Web商材に特化したい企業向け
SALES PARTNERSは、株式会社スタジアムが提供するSaaS・Webサービス商材特化型の営業代行です。営業戦略の立案からインサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセス代行まで一貫して支援します。
支援実績の約90%がSaaS・Webサービス領域で、再委託なしの専任メンバーをアサインする体制も特徴です。スタートアップからメガベンチャー、上場企業まで幅広い規模での支援実績があり、SaaS特有の営業プロセス(リード育成〜オンライン商談〜継続支援)を理解したチームに任せたい企業に適しています。
参考:https://sales-outsourcing.stadium.co.jp/
5. アポハンター|アウトバウンドを成果報酬で試したい企業向け
アポハンターは、アズ株式会社が提供する法人営業のアウトバウンドに完全特化した成果報酬型サービスです。1,800社を超える企業の営業支援実績があり、営業戦略立案からリスト作成・トークスクリプト設計・数値分析までワンストップで対応します。
月次のコール結果報告と数値分析をもとに、ターゲットやトークを翌月に向けて改善し続ける運用体制が特徴です。見込み顧客の掘り起こしにも強みがあり、休眠リストの再活性化も含めて成果報酬でアウトバウンドを試したい企業に向いています。
参考:https://asz-park.com/service/apohunter/
6. Global Stage|新規事業の立ち上げを支援してほしい企業向け
Global Stageは、セールス部門が主導となって新規事業の立ち上げを支援する営業代行会社です。新規顧客開拓や顧客育成を目的とした電話主体のアウトバウンドコールを軸に、企業の営業活動を総合的にサポートします。まだ営業の型が固まっていない新規事業フェーズで、市場の反応を見ながら営業活動を立ち上げたい企業に適しています。
参考:https://www.global-stage.net/index.html
7. SALES GUILD|内製化・自走型の営業体制を作りたい企業向け
SALES GUILDは、営業の立ち上げ・仕組み化・内製化を伴走型で支援する法人向け営業支援サービスです。営業戦略の設計から実働・PDCA、さらに営業研修・イネーブルメントまで一貫して手掛け、成果報酬での対応も相談できます。
最大の特徴は、ゴールを「代行の継続」ではなく「自社で回せる自走型の営業体制の構築」に置いている点です。将来的に営業代行に頼らない組織を作りたい企業に向いています。
参考:https://www.salesguild.co.jp/
8. TORUDE|アプローチ設計から一気通貫で任せたい企業向け
TORUDEは、株式会社ウェビーが提供する「誰でも売れる」再現性を重視した営業代行サービスです。アポ率・商談化率にこだわり、アプローチ設計からリスト構築、オンライン商談まで一気通貫で実施します。代行期間中に得たノウハウを自社で内製化できる仕組みづくりまでサポートするため、実行と型化を同時に進めたい企業に適しています。
9. SORAプロジェクト|インサイドセールスからAI活用まで任せたい企業向け
SORAプロジェクトは、インサイドセールス代行・テレアポ代行・D2C特化アウトバウンド・AI活用まで幅広く手掛ける営業支援企業です。5,700社超の支援実績を持ち、AIを活用した営業改革の提案にも積極的です。
同社は自社の営業活動でもAI活用を進めており、Video Agent「TALKsmith」の導入企業でもあります。(活用の詳細は後述)テクノロジーを取り入れた営業支援を求める企業に向いています。
10. ネオキャリア|低コストで幅広く導入したい企業向け
ネオキャリアは、人材業界で20年以上培った「人材×IT」を強みとする会社です。テレアポ代行を中心にインサイドセールス・クロージング対応まで提供し、3,500社以上の取引実績があります。最短15営業日で稼働を開始できるスピード感が特徴で、確度の高いアポイント獲得を重視しています。初めての営業代行でも、早く立ち上げて進捗を把握しながら運用したい企業に適しています。
営業代行の料金相場【4つの料金体系を比較】
営業代行の費用はサービスの種類や難易度で変動しますが、料金体系は大きく4タイプに分かれます。まずは比較表で全体像を押さえてください。
| 料金体系 | 相場の目安 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 固定報酬型 | 月額50万〜100万円/人 | リソースを安定確保したい | 成果に関係なく費用が発生 |
| 定量課金型 | 1コール200〜500円 | 架電量を担保したい | 量が成果に直結しない場合がある |
| 成果報酬型 | アポ1件2万〜5万円 | 初期リスクを抑えたい | 単価が高く、総額が割高になることも |
| ハイブリッド型 | 固定費30万円程度〜+成果報酬 | リスクと成果の両立を図りたい | 費用構造がやや複雑 |
1. 固定報酬型|月額50万〜100万円/人
固定報酬型では、稼働時間や人員、コール数といった業務量に応じて月額で一定の費用を支払います。1人あたり月額50万〜100万円程度が相場で、リソースを安定的に確保できる点が魅力です。ただし、成果に関係なく費用が発生するため、立ち上げ初期はリスクがやや高くなります。
2. 定量課金型|1コール200〜500円
定量課金型は、架電数や訪問件数など営業活動の「量」に応じて費用が発生する方式です。テレアポの場合、1コールあたり200〜500円程度が目安です。実行量に対してのみ支払うためコスト管理がしやすい一方、活動量が多くても成果につながらない場合は費用対効果が下がる可能性があります。
3. 成果報酬型|アポ1件2万〜5万円
成果報酬型は、アポイント獲得数や成約件数などの成果に応じて費用が発生します。アポイント1件あたり2万〜5万円程度が相場の一つで、成果が出なければ費用が発生しない点が最大のメリットです。ただし単価が高くなりやすく、成果を優先するあまり質の低いアポイントが増える恐れもあるため、事前に成果定義を明確にしておく必要があります。
成果報酬型の営業代行については、以下の記事で詳しく解説しています。
参考:成果報酬型の営業代行会社7選|効果を最大化するための選び方と料金目安を紹介
4. ハイブリッド型|固定費30万円程度〜
ハイブリッド型は、固定報酬と成果報酬を組み合わせた方式で、固定費を抑えつつ成果発生時に追加報酬を支払う仕組みです。固定費は30万円程度から設定されることが多く、代行会社にインセンティブを持たせつつ発注側のコストも調整しやすい、双方にとって公平性の高いモデルです。
営業代行とは
営業代行とは、企業が抱える営業活動の一部、または全てを外部の専門企業に委託するサービスです。テレアポによる新規アポイント獲得、商談・クロージング、顧客フォローといった営業プロセスの中から、自社のリソースやノウハウが不足している部分だけを切り出してアウトソーシングできます。
営業派遣との違いは指揮命令権の所在にあります。営業派遣ではスタッフへの業務指示を自社が行うのに対し、営業代行では業務の遂行自体を委託するため、プロの営業スキルやノウハウごと成果を任せられます。企業はコア業務に集中しつつ、専門性の高い領域で迅速に成果を出せるようになります。
営業代行の種類【5タイプを比較】
営業代行サービスは、営業プロセスのどの部分を担うかによって大きく5つのタイプに分けられます。依頼したい業務がどのタイプに当たるかを把握しておくと、比較表の「対応領域」を読み解きやすくなります。
1. インサイドセールス代行
インサイドセールス代行は、非対面(電話、メール、Web会議など)でリードの育成や選別、商談化を行うサービスです。単なるテレアポとは異なり、Webサイトの行動履歴やメールの開封率などのデータに基づき、顧客の購買意欲が高まるタイミングを見計らってアプローチします。
リード数が多く、効率的な見込み客の選別が必要なBtoB企業やSaaS企業に特に向いています。非対面のため、全国のターゲットに効率よくアプローチできる点も特徴です。
2. テレアポ代行
テレアポ代行は、新規顧客への電話によるアポイント獲得に特化したサービスです。主にリスト作成から架電実行までを担い、商談機会を創出します。最短で商談数を増やしたい企業や、営業リソースが不足している企業に適しています。多くは成果報酬型やコール単価型で提供され、アウトバウンドコールの量と質を確保したい場合に有効です。
3. フィールドセールス代行
フィールドセールス代行は、インサイドセールスが獲得した商談に対し、訪問またはオンラインで商談を行い、クロージングまでを担うサービスです。代行会社によっては、自社の営業担当者とペアで商談に参加する「同行営業」の形を取ることもあります。自社に高いクロージングスキルを持つ人材が不足している場合や、特定の地域での営業活動を一時的に強化したい場合に有効です。
4. カスタマーサクセス代行
新規顧客獲得後の既存顧客フォローや利用促進、アップセル・クロスセルといった、顧客の成功を支援する業務を代行します。特にSaaSビジネスでは、解約率(チャーンレート)の低減とLTV(顧客生涯価値)の最大化に直結します。
カスタマーサクセス部門をこれから立ち上げる企業や、顧客フォローに手が回っていない企業にとって、専門知識に基づいた体制構築と実行を同時に実現できるメリットがあります。
5. 営業コンサルティング/内製化支援代行
単に営業活動を代行するだけでなく、営業戦略の立案、営業プロセスの設計、ツールの導入支援、社員教育など、自社営業組織の根本的な強化を支援するタイプです。「将来的には代行に頼らず、自社で強い営業組織を構築したい」と考えている企業に最適です。
ノウハウの言語化や可視化を徹底的に行い、代行期間中に蓄積した成功パターンを自社に引き継ぎ、営業の属人化を防ぐことが最大の目的となります。
営業代行を依頼する前に確認したい3つのポイント
営業代行の導入は即効性がある一方、準備不足のまま発注すると「思っていた成果と違う」という結果になりがちです。発注前に次の3点を確認してください。
1. 課題が戦略・人員・営業プロセスのどこにあるか整理する
新規開拓や売上が停滞している場合、その原因は「営業担当者の能力」だけにあるわけではありません。多くの場合、戦略・プロセス・リソースのいずれか、または複数に課題があります。ターゲット選定が曖昧で非効率なアプローチをしているなら戦略の課題、商談後のフォロー体制がなく見込み客を逃しているならプロセスの課題、そもそも営業人員が足りていないならリソースの課題です。
営業代行はリソースやプロセスの課題解決に直結しますが、戦略的な課題が根本にある場合は、代行会社との協力のもと、まず戦略の見直しから着手する必要があります。
2. 外注する業務と自動化できる業務を切り分ける
営業業務のすべてを外注する必要はありません。特に、初回商談での会社説明や資料請求後のサービス説明といった「相手が変わっても内容がほぼ同じ説明」は、外部に委託しなくても自動化で解決できる領域です。
Video Agent「TALKsmith」は、営業資料やプレゼン資料をもとに、AIが説明やプレゼンテーションを24時間自動で行うサービスです。視聴者の質問や興味に応じて最適な情報を案内し、視聴データや回答内容もリアルタイムで取得できます。
実際に、本記事で紹介した営業代行会社のsoraプロジェクトもTALKsmithを導入しており、顧客ごとに最適化したプレゼン動画を初回商談後や展示会後のフォローに活用した結果、初回商談からセカンド商談への転換率はほぼ100%、受注率は導入前と比べ約3倍、年間1万件を超えるリードに少人数で対応しています。
「説明」は自動化し、外注費はクロージングや戦略設計など人にしかできない業務に集中させる。この切り分けができると、営業代行の費用対効果は大きく変わります。TALKsmithについて詳しく知りたい方は、以下のサービス資料をご覧ください。
3. 成果を出すための情報を事前に準備する
「営業代行=丸投げ」という誤解は、失敗の最も大きな原因です。代行会社は外部のパートナーであり、商材理解やターゲットの特性など、代行会社に提供すべき情報や戦略のインプットは発注側企業の責任です。
発注前には「3ヶ月で新規商談15件」のように計測可能で期限の明確な目標(KPI)と、「誰に・何を伝えるのか」というターゲット像を固めておいてください。このインプットが曖昧だと、どの代行会社に依頼しても効率的な活動はできません。あわせて、成果報酬型は一見リスクが低く見えますが、単価が高く設定されることが多く、結果的に固定報酬型よりも総コストが割高になる可能性がある点にも注意が必要です。
営業代行を活用する4つのメリット
戦略的に営業代行を活用することで得られるメリットを、解決できる課題とあわせて4つに整理します。
1. 新規開拓のリソース不足を補える
人手不足の時代において、即戦力となるプロの営業リソースを、採用や育成の手間をかけずに必要な期間だけ確保できます。特にテレアポやインサイドセールスを専門とする代行会社は、自社では手が回らないコールドリード(まだ接点のない見込み客)へのアプローチを徹底的に行い、商談機会を創出します。
既にノウハウとリソースを持つプロ集団に依頼するため、成果が表れるまでのスピードも、自社で営業組織を立ち上げる場合と比べて圧倒的に速くなります。
実際に当社(株式会社LOOV)へご相談いただく企業からも、「問い合わせが捨てられてしまっているのがもったいないと思ってます」という声が寄せられています。「リードは獲得できているのに追客するリソースがない」この機会損失の状態こそ、即戦力の外部リソースで補う価値が最も大きい局面です。
2. 営業ノウハウを短期間で導入できる
代行会社は、多くの企業への支援実績から、成功確率の高い営業ノウハウを持っています。自社でゼロからノウハウを構築するよりも速いスピードで、洗練された営業戦略、トークスクリプト、KPI設計などを導入し、実行に移せます。急な人員退職や、新規事業立ち上げ時の専門人材不足の解消にも有効です。
3. 人件費を変動費化できる
営業担当者を正社員として雇用する場合、給与、社会保険料、福利厚生費などの固定費が毎月発生します。営業代行を活用すれば、必要な時だけ業務を委託できるため、これらの固定費を変動費化でき、経営リスクを抑えながら事業を拡大できます。
4. 営業プロセスを標準化できる
ベテラン営業の「勘と経験」に頼った属人化は、組織としての成長を妨げます。営業代行会社、特にコンサルティング要素を持つ企業は、活動プロセスを標準化・言語化することに長けています。
成功事例のトークスクリプトや商談フローを明文化し、自社社員が再現可能な「型」として落とし込むことで、特定の人に依存しない営業組織への転換を進められます。外部の視点が入ることで、自社では気づかなかった非効率な部分を客観的に指摘してもらえる点も利点です。
営業の属人化については、以下の記事で詳しく解説しています。
参考:営業の属人化を解消する5つの取り組み|原因とリスク、失敗しない標準化の進め方
営業代行の3つのデメリット
メリットを享受するためにも、事前にデメリットと対策を把握しておいてください。
1. 営業ノウハウが社内に残りにくい
「丸投げ」の形で営業代行を利用すると、代行会社が獲得したノウハウが社内に引き継がれず、代行終了と同時に営業力が低下するリスクがあります。これを防ぐには、契約時に「活動報告の形式や頻度」「トークスクリプトや成功事例の言語化」について取り決め、ノウハウを自社で運用可能な形で定期的に共有してもらうことが不可欠です。
実際に当社へご相談いただく企業からも、外注を検討しながら「自分でやりたい」「自社で持つ方がコントロールしやすい」という本音が聞かれます。ノウハウやプロセスの主導権を社外に置くことへの違和感は多くの発注担当者に共通するもので、契約時に「レポートやトークスクリプトを自社資産として引き渡せるか」を確認しておくことが対策になります。
2. 認識のズレが発生することがある
商材の特性、ターゲット企業の選定基準、アポイントの質などについて事前のすり合わせが不十分だと、「質の低いアポイントばかりが上がってくる」「自社が求める成果と違う」といった認識ズレが生じます。キックオフ前に綿密なディスカッションを行い、運用期間中も週次・日次での報告・フィードバック体制を構築することで、この問題は避けられます。
3. 契約内容によっては費用が高くなる
特に成果報酬型の場合、成果が継続的に出続けると、合計で支払うコストが固定報酬型で営業担当者を雇用するよりも高額になるケースがあります。短期間での成果創出を最優先するのか、長期的なコスト効率を優先するのか、自社の戦略に応じて費用シミュレーションを行い、最適な料金体系を選んでください。
営業代行会社の選び方【4つのチェックポイント】
失敗を避けるには、料金や実績の比較だけでなく、自社との相性を見極める必要があります。
1. 対応範囲・得意領域
依頼したい業務がテレアポなのか、クロージングなのかによって、選ぶべき会社は異なります。特に「自社の商材がBtoB向けSaaSなのか、製造業向けの商材なのか」といった業界・商材の専門性を重視してください。特定の業界に特化した実績がある代行会社は、その業界特有の商習慣やキーパーソンを熟知しており、成果創出までのリードタイムを大幅に短縮できます。
当社がBtoBツールの導入検討経験者100名に実施した購買体験調査では、「Webサイトや資料の基本情報が不足し、商談なしには判断材料が得られなかった」経験を持つ人が90%にのぼりました。営業代行会社の比較も同様に、公式サイトだけで得意領域まで見極めるのは困難です。比較表で候補を2〜3社に絞ったうえで、商談の場で対応範囲・得意業界・過去の類似商材の実績を具体的に確認する前提で進めましょう。
2. 実績・支援事例
単に「アポイント獲得件数が多い」という数字だけでなく、「どのような企業(業界、規模)の、どのような課題を、どのようなプロセスで解決したか」という具体的な事例を確認してください。成功事例だけでなく、失敗事例や難易度の高い案件への対応経験についても質問してみると、代行会社の真の実力と柔軟性が見えてきます。
3. 料金体系・費用対効果
自社の課題解決に必要な期間と予算を照らし合わせて、最もリスクとリターンのバランスが取れた料金体系を選びます。前述の4タイプ比較を参考に、費用シミュレーションを行ってください。成果報酬型の場合は、「アポイントの質をどう担保するか」という定義と取り決めを契約書に盛り込むことで、費用対効果の低下を防げます。
4. コミュニケーション体制
営業代行は、単なる作業の外注ではなく、自社の「ブランド」を託すパートナー選びです。担当者の商材理解度、コミュニケーションのスピード、誠実さが成果を左右します。週次の定例報告はもちろん、緊急時の連絡体制や、活動データ共有のためのツール(CRM/SFAなど)の連携体制についても事前に確認してください。
同調査では、「営業担当の成熟度が低く、サービス価値の理解に時間がかかった」経験がある人も73%にのぼっています。営業代行の場合、委託先の担当者の質は、そのまま貴社の顧客が受ける購買体験になります。契約前に実際に担当するメンバーと面談し、報告頻度・連携方法・担当変更時の引き継ぎ体制まで確認しておきましょう。
まとめ|営業代行を味方につけて、営業力を次のステージへ
営業代行は、リソース不足やノウハウの停滞といった営業課題を、専門家の力を借りて迅速に解決する手段です。成功の鍵は、冒頭の比較表で「自社の目的に合う候補」を2〜3社に絞り込み、選び方の4つのチェックポイントで相性を見極め、KPIとターゲット像を固めてから発注することです。
あわせて、外注する業務と自社で自動化できる説明業務を切り分けておくと、限られた予算を「人にしかできない業務」に集中させられます。比較検討の段階から、この視点を持って各社の提案を受けてみてください。
営業代行を頼む前に
「説明業務」を自動化・効率化してみませんか?
リソース不足で営業代行を検討していませんか?Video Agent「TALKsmith」を活用すれば、営業シーンで最も工数がかかり、かつ繰り返し行っている「初回説明」や「機能説明」を自動化・効率化することができます。そのため、クロージングや提案を考えるといった本来集中すべき業務に、注力することができます。まずはサービス資料をご確認ください。
営業代行に関するよくある質問
Q1. 営業代行の費用相場は?
料金体系によって異なります。固定報酬型は月額50万〜100万円/人、定量課金型は1コール200〜500円、成果報酬型はアポイント1件2万〜5万円程度が目安です。ハイブリッド型は固定費30万円程度から成果報酬が加わります。相場より極端に安い場合は、対応範囲やアポイントの質の定義を必ず確認してください。
Q2. 固定報酬型と成果報酬型はどちらを選ぶべき?
短期間で試したい・初期リスクを抑えたい場合は成果報酬型、中長期で安定的にリソースを確保したい場合は固定報酬型が基本の考え方です。ただし成果報酬型は成果が出続けると総額が固定報酬型を上回ることがあるため、想定成果数で総コストを試算したうえで判断してください。両者を組み合わせたハイブリッド型も選択肢になります。
Q3. 営業代行と営業派遣の違いは?
指揮命令権の所在が異なります。営業派遣は派遣スタッフに対して自社が業務指示を出すのに対し、営業代行は業務の遂行自体を代行会社に委託するため、指揮命令は代行会社側が行います。「人手だけが欲しい」なら派遣、「ノウハウや成果まで含めて任せたい」なら代行が適しています。
Q4. 成果報酬型の営業代行を選ぶ際の注意点は?
初期費用を抑えられる一方で、アポイントの「質」が低くなるリスクと、成果が出続けた場合に総コストが割高になるリスクがあります。対策として、契約前に「アポイントの定義」を具体的に取り決め、質の低いアポイントが納品された場合の再交渉ルールを明確にしておくことが有効です。
Q5. 営業代行はどのような商材でも依頼できる?
ほとんどの商材で依頼可能ですが、極端にニッチで学習コストが高い商材や、機密性が高く外部委託が難しい商材は向いていません。多くの代行会社は商材の学習とトークスクリプト作成の期間を設けているため、自社の商材情報を代行会社に徹底的にインプットする体制を整えれば、成功の可能性は高まります。


