動画制作を内製化するメリットとは?5つの手順や外注との使い分け、AI活用法まで解説
|2026-09-01公開
動画の本数を増やしたいが、外注すると1本あたりの費用と納期がネックになる。かといって社内に動画制作の経験者はいない。動画制作の内製化を検討する企業の多くが、この地点で足踏みしています。
判断を難しくしているのは、「すべて自社で作るか、すべて外注するか」の二択で考えてしまうことです。実際には動画の種類ごとに向き不向きがあり、撮影も編集もせずAIに説明を任せる方法も選べるようになりました。
この記事では、内製化のメリットとデメリットを整理したうえで、自社が内製すべきかを判断する基準、進め方の5つの手順、そして従来型とは異なるAI活用型の内製化まで解説します。
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動画制作の内製化とは
動画制作の内製化とは、これまで制作会社に依頼していた動画の企画から公開までを自社の人員でまかなう体制を指します。まず外注との構造的な違いを押さえておくと、後の判断がぶれません。
外注との違い
外注と内製の最大の違いは、費用の発生の仕方です。外注は1本ごとに制作費が発生し、本数に比例して予算が積み上がります。内製は機材やツールへの初期投資と社員の工数が中心となり、本数を増やしても追加の外部支出は大きく変わりません。
もうひとつの違いが、修正のたびに発生するやりとりです。外注では原稿確認から修正反映まで制作会社を経由するため、軽微な差し替えでも数日単位になりやすいです。内製なら、価格改定やサービス名変更といった細かな更新をその日のうちに反映できます。
| 比較項目 | 外注 | 内製 |
|---|---|---|
| 費用構造 | 1本ごとに制作費が発生 | 初期投資+社員の工数 |
| 制作期間 | 発注から納品まで数週間〜 | 体制が整えば数日〜 |
| 修正対応 | 制作会社を経由 | 社内で即日反映 |
| クオリティ | 一定水準を担保しやすい | 担当者のスキルに依存 |
| ノウハウ | 制作会社に蓄積 | 自社に蓄積 |
内製化が進む背景
動画そのものの必要性は以前から語られてきましたが、内製という選択肢が現実的になったのは、生成AIを組み込んだ動画ツールが実用段階に入ってからです。背景には3つの変化があります。
1. 外注コストの積み上がり
制作会社への依頼は1本単位の見積もりが基本です。単発のブランドムービーであれば予算を組めても、月に数本を継続して出す運用に切り替えた途端、年間の制作費は無視できない規模に膨らみます。
動画の使いどころが広がったことも支出を押し上げました。採用、サービス説明、社内マニュアル、SNS投稿と用途が増えるほど本数が必要になり、外注前提のままでは予算が先に上限に達します。「本数を増やしたいのに増やせない」この詰まりが内製化を検討する最初のきっかけになります。
2. AIツールの進化
編集ソフトの操作習得が内製化の高い壁でした。テロップ入れ、カット編集、ナレーション収録のいずれもが専門作業で、片手間の担当者には荷が重い工程です。
この前提を変えたのが、生成AIを組み込んだ動画ツールの登場です。文字起こしからテロップを自動生成する機能、原稿からナレーション音声を合成する機能、資料をもとにAIが説明を代行する仕組みまで実用段階に入り、「編集スキルを身につけてから内製する」という順番自体が必須ではなくなりました。
3. マーケティング環境の変化
BtoBの購買では、候補が絞られた段階で初めて問い合わせが入るケースが増えています。動画を情報収集の手段に挙げる買い手が増えており、サービスの仕組みや使用感は文章より画面と音声のほうが短時間で伝わります。買い手の情報収集ペースに合わせて発信するには、企画から公開まで数週間かかる外注の速度では追いつかない場面が出てきます。
動画制作を内製化する4つのメリット
内製化の効果はコスト削減だけにとどまりません。制作の主導権を自社に持つことで、運用そのものが変わります。
1. 同じ予算で試せる本数が増える
内製化で変わるのは削減額よりも「試せる回数」です。同じ予算で作れる本数が増えるため、構成や尺、話し手の違いを比べながら成果の出る形を探せます。本数を増やせる状態は、動画運用の精度に直結します。1本に予算を集中させる外注では失敗が許されず、企画は無難な内容へ寄りがちです。内製なら反応の悪かった動画を作り直せるため、当たりの形式を見つけるまで試行を重ねられます。
2. 制作スピードが上がり、タイムリーに発信できる
外注では発注、企画確認、撮影、初稿、修正と工程ごとに待ち時間が挟まります。内製ならこの往復がなくなり、思いついた企画をその週のうちに形にできます。
速さが効くのは、鮮度が価値になる動画です。展示会直前の告知、法改正を受けた解説、キャンペーンの案内などは、公開のタイミングを逃すと内容が良くても成果につながりません。判断から公開までの距離が短いこと自体が、内製の武器になります。
3. ノウハウと視聴データが社内に蓄積される
外注を続けると、企画の勘所も撮影の段取りも制作会社側に残ります。担当者が代わるたびに一から説明し直す状況は、この構造から生まれます。
内製化すると、この蓄積先が自社に移ります。どの構成が最後まで見られたか、どの説明で離脱が起きたかというデータも社内に残り、次の企画に反映できます。作った動画が資産になるだけでなく、作り方の知見そのものが組織に残る点が内製の価値です。
4. 自社を熟知した社員が柔軟に修正・更新できる
自社のサービスや業界特有の言い回しを最も理解しているのは社内の人間です。外部の制作会社とは、この前提の共有から始める必要があり、認識のずれが修正回数を増やします。
細かな更新への強さも見逃せません。料金プランの改定、機能名の変更、実績数値の更新といった差し替えは、外注では1回ごとに費用と日数が発生します。内製なら該当箇所だけを直して差し替えられるため、情報の古い動画が公開され続ける事態を避けられます。
動画制作の内製化3つのデメリットと失敗しないための対策
内製化がうまくいかない企業には共通したつまずき方があります。デメリットを避けるのではなく、想定したうえで運用設計に織り込むほうが現実的です。
1. プロ品質の再現が難しい
内製動画が制作会社の水準に届かないのは当然です。問題はその事実ではなく、社内の期待値が外注時の完成度のままになっていることにあります。この状態で公開すると「素人っぽい」という評価が先に立ち、内製化の取り組み自体が止まります。
対策は2つです。1つは、用途ごとに求める品質の線を引き直すこと。もう1つは、テロップの色や書体、ロゴの位置といった最低限のルールを決めておくことです。ルールがあれば、作り手が変わっても一定の見栄えを保てます。どの動画を内製に寄せるかは、次章の判断基準で整理します。
2. 担当者に負担が集中する
動画制作は既存業務に上乗せされる形で始まるケースがほとんどです。企画、撮影、編集、公開までを1人が抱えると、通常業務との両立が難しくなり、その担当者が異動した時点で動画運用が止まります。
防ぐ手立ては、工程を分けて担当を割ることです。企画と原稿はサービスを理解している担当、撮影と編集は操作を覚えた別の担当というように分業すれば、1人あたりの負担が下がり、引き継ぎもしやすくなります。加えて、構成テンプレートを用意して毎回ゼロから考える工程を削ると、1本あたりの制作時間を安定させられます。
3. 社内目線に寄りすぎる
自社を熟知している強みは、そのまま弱みにもなります。社内では当たり前の略語や、説明を省いても通じる前提が動画に入り込み、初めて見る人には伝わらない内容になりがちです。
対策として、公開前のレビューを仕組みにします。制作に関わっていない部署のメンバーや、入社間もない社員に一度見てもらい、意味の取れない箇所を洗い出す工程を挟みます。視聴データの離脱ポイントを確認する習慣も有効で、説明が伝わっていない箇所を客観的な数字で特定できます。
内製すべきか外注すべきか|動画の種類別判断基準
内製と外注は会社単位で選ぶものではありません。動画の種類ごとに、求められる品質と更新頻度から判断します。
1. 内製に向く動画
内製に向くのは、更新頻度が高く、作り込みよりも情報の正確さが優先される動画です。SNS投稿は本数と鮮度が成果を左右し、1本に時間をかける外注とは相性がよくありません。
社内マニュアルや操作説明の動画も内製向きです。業務フローやツールの画面は自社の人間が最も詳しく、仕様変更のたびに差し替えが発生します。営業やサービスの説明動画も、既存の提案資料が土台としてそのまま使えるため、ゼロから企画する必要がありません。
チュートリアル動画の具体的な作り方は、以下の記事で詳しく解説しています。
伝わるチュートリアル動画の作り方3ステップ|内製化を成功させるコツも解説
2. 外注に向く動画
外注すべきなのは、映像表現そのものが価値になる動画です。企業のブランドムービー、TVCM、展示会のメインビジュアルとして流す映像などが該当します。
これらは構成、撮影、音楽、カラーグレーディングまで含めた総合的な完成度が問われ、社内の片手間では届きにくい水準です。公開後に何度も差し替えるものでもないため、1本に予算を集中させる外注の費用構造とも噛み合います。採用のブランディング動画のように、応募者の第一印象を左右する動画も外注の判断が妥当です。
3. 迷ったら内製×外注の「ハイブリッド型」から始める
すべてを一度に内製化する必要はありません。品質が問われる動画は外注のまま残し、更新頻度の高いものから内製に切り替えるハイブリッド型から始めると失敗しにくくなります。
進め方としては、外注で作った動画の構成や撮影の段取りを社内で記録し、同じ形式の2本目を内製で作ってみる方法があります。プロの型を借りながら自社にノウハウを移せるため、いきなりゼロから作るより失敗しにくくなります。
| 動画の種類 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| SNS投稿動画 | 内製 | 本数と鮮度が成果を左右する |
| 社内マニュアル・研修 | 内製 | 仕様変更のたびに更新が必要 |
| 営業・サービス説明 | 内製 | 既存の提案資料を土台にできる |
| 採用の職種紹介・社員インタビュー | 内製寄り | 更新頻度が高く、社内の人間が撮りやすい |
| 採用のブランディング動画 | 外注 | 応募者の第一印象を左右する |
| ブランドムービー・TVCM | 外注 | 映像表現そのものが価値になる |
動画制作の内製化を進める5つの手順
内製化でつまずく原因の多くは、機材やツールの検討から入ってしまう点にあります。目的の整理から順に進めます。
1. 動画の目的とKPIを言語化する
最初に決めるのは「何のために動画を作るのか」です。ここがあいまいなまま制作を始めると、完成度の議論だけが社内で続き、成果の判断ができません。
目的は測れる形まで落とし込みます。採用なら応募数やエントリー率、営業なら商談化率や資料請求数、社内向けなら問い合わせ対応の削減時間というように、既存の指標と紐づけます。動画の再生回数だけをKPIに置くと、見られたが何も起きない状態でも成功に見えてしまうため、必ず行動につながる指標を1つ加えます。
2. 兼任前提で現実的な体制を決める
専任者を置ける企業は多くありません。最初から兼任を前提に、誰がどの工程を担うかを決めます。
分け方の目安は、企画・原稿を事業やサービスを理解している担当が持ち、撮影・編集を操作を覚えた担当が持つ形です。あわせて、1人あたり月に何時間を動画に充てるかを上長と合意しておきます。時間の枠を先に押さえておかないと、繁忙期に動画制作が後回しにされ、運用が自然消滅します。
3. 機材・ツールは必要最小限から揃える
機材
はじめから一式を揃える必要はありません。スマートフォンのカメラと三脚、外付けマイク、簡易的な照明があれば、社内向けや説明用の動画は成立します。音声だけは優先して投資する価値があります。画質の粗さは許容されやすい一方、聞き取りづらい音声は離脱に直結するためです。
ツール
動画作成ツールは大きく3つのタイプに分かれ、それぞれ得意な領域が異なります。無料版から始め、機能不足を実感してから有料版を検討する順番で問題ありません。
| タイプ | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| スマホアプリ型 | SNS向けの短尺動画 | 撮影から編集まで1台で完結。習得が早い |
| クラウド型 | 業務用動画の継続的な制作 | ブラウザ上で共同編集できる。テンプレートが充実 |
| 本格ソフト型 | ブランド動画・凝った演出 | 表現の自由度が高い一方、習得に時間がかかる |
比較すべきは機能の多さではなく、自社の運用に耐えるかどうかです。1つ目は、動画制作の経験がない社員が使いこなせるかどうかです。無料トライアルで1本作り、マニュアルなしで完成するかを確かめます。2つ目は、複数人で使える設計かどうかです。ライセンスの数え方や素材の共有方法が判断材料になります。3つ目は、公開後の視聴データを取得できるかどうかです。誰がどこまで見たかがわかるツールなら、改善の判断を感覚ではなく数字で下せます。
ツールごとの具体的な比較は、以下の記事を参考にしてください。
動画作成ツールおすすめ6選|初心者向け無料ツールとビジネス活用を解説
4. 品質基準の最低ルールを決める
作り手が複数になると、同じ会社の動画に見えなくなります。これを防ぐルールを、制作を始める前に決めておきます。
決めるのは細部までではなく、統一しないと目立つ部分だけです。ロゴの表示位置、テロップの書体と色、動画の冒頭と末尾の共通フォーマット、1本あたりの尺の目安の4点です。この4点をテンプレート化しておけば、担当者が代わっても仕上がりが揃います。使用する音源や素材の利用範囲も、この段階で社内ルールとして明文化しておきます。
5. 改善サイクルを回す
最初の1本を全社的な施策として公開すると、失敗できない空気が生まれて完璧主義に陥ります。限定された範囲でのテスト公開から始めます。
社内向けの動画なら1部署、外向けなら特定のキャンペーンページや一部の商談だけで使う形です。公開後は、どこで離脱が起きたか、視聴後に想定した行動が取られたかを確認し、次の1本に反映します。この確認と修正の回転数が、内製化の成否を分けます。
撮影も編集もしない内製化|AIが説明動画を自動生成する方法
ここまでは撮影と編集を自社で行う前提で解説しました。もう1つ、AIに説明そのものを任せる内製化の形があります。
従来型の内製化との違い
従来型の内製化は、撮影機材を揃え、編集ソフトの操作を覚えるところから始まります。担当者のスキル習得が前提にあるため、成果が出るまでに時間がかかり、その担当者に依存する構造も生まれます。AI型の内製化は出発点が異なります。既存の営業資料やプレゼン資料をもとに、AIが説明やプレゼンテーションを代行するため、カメラの前に立つ人も編集作業も必要ありません。
プレゼン自動化AI「TALKsmith」の場合、最短15分でVideo Agentを作成でき、視聴者の質問や関心に応じて説明する内容が変わります。誰がどの情報に興味を示したかも即時に把握できるため、視聴データを次の改善に回せます。
| 比較項目 | 従来型の内製化 | AI型の内製化 |
|---|---|---|
| 必要なスキル | 撮影・編集の習得 | 資料作成のスキル |
| 元になるもの | 企画・構成案 | 既存の営業資料・プレゼン資料 |
| 出演者 | 社員が出演 | 不要 |
| 更新のしやすさ | 該当箇所を再撮影・再編集 | 資料の差し替えで反映 |
| 向いている領域 | 表現を伴う動画全般 | 説明・案内業務 |
TALKsmithについて詳しく知りたい方は、以下のサービス資料をご覧ください。
TALKsmithが3分でわかるサービス資料をみる
AI型の内製化に向く動画・向かない動画
AI型が力を発揮するのは、説明する内容がすでに資料として存在している動画です。サービス説明、製品の使い方案内、会社説明、社内向けの制度説明などが当てはまります。同じ説明を繰り返し行っている業務ほど、置き換えの効果が大きくなります。
一般財団法人新日本検定協会では、年間約50回開催していた新卒採用向けのオンライン説明会を10〜15分のVideo Agentに置き換え、年間約70時間を創出しました。機材の準備と片付けに毎回1時間弱を要していた負担がなくなり、登壇者ごとに生じていた説明品質のばらつきも解消しています。
参考:年間約50回のオンライン説明会をTALKsmithに置き換え。約70時間を創出し、母集団形成を強化
一方、AI型が向かないのは映像表現そのものが目的の動画です。企業の世界観を伝えるブランドムービーや、社員の人柄を映すインタビュー動画は、人が出演する意味が大きいため従来型の制作か外注が適しています。内製化を検討する際は、説明業務にあたる動画をAI型に寄せ、表現を伴う動画を従来型または外注に振り分ける形が現実的です。
営業プロセスごとの動画活用については、以下の記事もあわせてご覧ください。
営業活動で動画を活用する5つの方法|営業プロセス別の活用法と事例を解説
まとめ
動画制作の内製化は、すべてを自社で作るか外注し続けるかの二択ではありません。SNS投稿や社内マニュアル、サービス説明のように更新頻度が高い動画から内製に切り替え、ブランドムービーやTVCMのように映像表現が価値になる動画は外注に残す使い分けが、最も無理のない進め方です。
進め方は、目的とKPIの言語化、兼任前提の体制づくり、必要最小限のツール選定、最低限のルール設定、テスト公開からの改善という5つの手順に整理できます。担当者への負担集中と社内目線への偏りは、工程の分業と第三者レビューを仕組みにすることで先回りして防げます。
加えて、撮影も編集も行わずAIに説明を任せる内製化も選択肢に入りました。説明業務にあたる動画をAI型に寄せれば、スキル習得を待たずに内製化を始められます。まずは自社の動画を種類ごとに棚卸しし、どこから内製に切り替えるかを決めるところから着手してみてください。
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動画制作の内製化に関するよくある質問
Q1. 動画制作の内製化にかかる初期費用はどれくらい?
費用は「機材」「ソフト・ツール」「素材」の3つに分かれます。機材はスマートフォンを活用すれば新規購入を三脚・外付けマイク・簡易照明に絞れます。編集ソフトは無料版から始められ、BGMや素材は月額制のサブスクリプションが一般的です。
外注との比較で押さえておきたいのは、金額そのものより費用の構造です。外注は1本ごとに制作費が発生するのに対し、内製は初期投資と社員の工数が中心になります。年間の制作本数が多いほど内製が有利になるため、まず自社が年に何本作る想定かを出したうえで見積もりを比較してください。実際の金額はツールの契約形態や機材の構成で変わるため、候補を絞ってから個別に確認する流れが確実です。
Q2. 動画編集の未経験者でも内製化できる?
作る動画の種類によります。社内マニュアルやSNS向けの短尺動画であれば、テンプレートを備えたツールを使うことで未経験からでも実務レベルに到達できます。カット編集とテロップ入れが中心の作業になるためです。
一方、演出やアニメーションを伴う動画は習得に相応の時間がかかります。未経験から始める場合は、最初の1本を凝った動画にせず、画面録画に音声とテロップを加えるだけの構成から入るのが現実的です。編集スキルの習得自体を避けたい場合は、既存資料をもとにAIが説明を行う方法であれば、撮影も編集も発生しません。
Q3. 動画の内製は担当者1人でも回せる?
回せますが、続けるには条件があります。企画からテロップ入れまでを毎回ゼロから考える運用は1人では持ちません。構成のテンプレートと制作ルールを先に用意し、判断する項目を減らしておく必要があります。
そのうえで、公開前のチェックだけは他の人を挟んでください。1人で完結させると社内目線への偏りに気づけず、伝わらない動画が積み上がります。加えて、その担当者が異動や退職をした時点で運用が止まるリスクも残ります。当面1人で始める場合も、制作手順を文書として残し、引き継げる状態にしておくと安全です。


